海外赴任する同僚や上司、友人、家族へのプレゼントは、ふだんの贈り物とは選び方が少し違います。荷物を増やさず、現地で手に入りにくく、持ち込み制限にかからないものを選ぶと、本当に使ってもらえます。このページでは、選ぶときの3つの基準と、贈る相手別のアイデア、そして餞別の相場とのし・表書きのマナーまで整理します。
選ぶときの3つの基準
- かさばらない・軽い:赴任の荷物は多く、重量制限もあります。小さく軽いものほど喜ばれます。
- 現地で手に入りにくい:日本ならではのもの(日本茶、手ぬぐい、文房具など)は、現地で買えないぶん価値が出ます。
- 持ち込み制限にかからない:液体(化粧品・酒など)は機内持ち込みに制限があり、食品は国によって検疫で止められます。贈る前に赴任先の規則を確認できるものを選びます。
この3つを満たすと、スーツケースの片隅に収まり、現地で「持ってきてよかった」と思ってもらえる贈り物になります。
男性向け
仕事で毎日使えて、かさばらないものが定番です。軽量な折りたたみ傘(日本橋の傘専門店 小宮商店のものなど)、高級なボールペンや万年筆(名入れをしたい場合は購入するお店のサービスをご確認ください)、長く使える本革の名刺入れなどは、軽くて実用的です。
商品の価格・在庫・仕様はリンク先の公式でご確認ください。
女性向け
身につけられる軽いものや、日本の品質が伝わるものが人気です。今治タオルのハンカチやスカーフ、扇子は軽くてかさばりません。スキンケア・コスメは喜ばれますが、液体は機内持ち込みに制限があるため、預け入れ前提で選ぶと安心です。
かさばらない・軽いもの
とにかく軽くて日本らしいものなら、日本茶のティーバッグ、風呂敷や手ぬぐい、質のよい文房具が外しません。乾物(のりなど)の詰め合わせも軽い定番ですが、食品は赴任先の検疫で止められることがあるため、下の「赴任先別の注意」もあわせて確認してください。
家族帯同の人向け
家族で赴任する人には、子ども向けのものも喜ばれます。現地で手に入りにくい日本語の絵本やドリル、家族で遊べるカードゲームやトランプは軽くて実用的です。常備薬は人によっては助かりますが、国によって持ち込みが制限される成分があるため、本人に確認してもらうのが前提です。
赴任先別の注意
同じ贈り物でも、赴任先によって向き不向きがあります。贈る前に次の点を確認すると失敗しません。
- 食品・液体の持ち込み:多くの国で、肉エキスを含む食品(だし・一部のふりかけなど)や生鮮食品は検疫で止められます。乾物でも国によっては申告や制限の対象です。液体は機内持ち込みの量制限があるため、預け入れ前提に。
- 電圧とプラグ:日本の電気製品は電圧(日本は100V)やプラグ形状が合わないことがあります。電化製品を贈るなら、現地対応か変圧器が要るかを確認します。
- 現地で買えるものは避ける:世界展開しているブランドや日用品は現地でも買えることが多く、わざわざ持っていく価値が下がります。日本でしか手に入らないものを選ぶのが基本です。
赴任先での生活立ち上げについては、チェックリストや国別ガイドもあわせてご覧ください。
餞別の相場と渡し方
一般的には、餞別の相場は個人で贈る場合で5,000〜10,000円(上司や親しい人)、職場などで連名にする場合は一人あたり1,000〜3,000円が目安とされています。のしの表書きは一般的には「御餞別」。目上の方には「御礼」や「おはなむけ」を用いることもあります。水引は紅白の蝶結び(結婚退職は結び切り)が使われることが多いです。
ただし、贈答のしきたりには諸説あり、会社や地域の慣習、相手との関係によって異なります。断定はできませんので、職場の慣習や目上の方への配慮を確認したうえで用意してください。なお、海外赴任で一家そろって転居する場合は、相手が目上でも現金が相応しいとする考え方もあります。
出典:高島屋 ギフトナビ(餞別)(最終確認日 2026-10-13)。相場・マナーは目安です。
よくある質問
海外赴任のプレゼント、予算の目安は?
一般的には、個人で贈る餞別は上司や親しい人で5,000〜10,000円、職場などで連名にする場合は一人あたり1,000〜3,000円が目安とされています。関係性や慣習で変わるため、あくまで目安です。
上司への餞別、表書きは何と書く?
一般的には「御餞別」と書きますが、目上の方には「御礼」や「おはなむけ」を用いることもあります。しきたりには諸説あるため、職場の慣習を確認すると安心です。
食べ物を贈っても大丈夫?
赴任先の検疫・持ち込み規則によります。肉エキスを含むだしやふりかけ、生鮮食品は制限される国が多く、乾物でも申告や制限の対象になることがあります。贈る前に本人と確認できるものを選びましょう。
かさばらない軽いおすすめは?
ハンカチや手ぬぐい、扇子、文房具、日本茶のティーバッグなどは軽くてかさばらず、日本らしさも伝わります。